歴史ある幕|複雑化する看板製作の事情|様々なサイズの紙袋

複雑化する看板製作の事情|様々なサイズの紙袋

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歴史ある幕

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国際的な横断幕の歴史

日本で旗に関する記述が最初に出てきたのは「魏志倭人伝」で邪馬台国において権威の象徴であったとあります。また「日本書紀」でも信仰の対象とされていたという記述があります。一方海外では古代ローマ軍の旗が布を使用した「世界最古の旗」とされており、その後十字軍の時代に旗に装飾が施されるようになり、美術品としても通用しそうな美しいものになっていきました。日本でこのような西洋の旗が入ってきたのは幕末から明治時代になる頃で、最初は国事、スポーツなどで使われた後、世間に広まっていき、現在のように横断幕が広告宣伝、イベント、応援等様々な所で使われるようになりました。海外で日本のようにあちこちで横断幕を見ることはありませんので、これらは日本固有の使われ方かもしれませんね。

気軽に作れるのが災いして

横断幕は以前は一部の職人や老舗の業者しか作れない物でしたが、最近は機械や印刷技術の進歩により、以前より簡単かつ激安で作れるようになりました。ネットの普及により激安を謳う業者が増加し、オーダーメイドも簡単に出来るようになりましたので、個性的な横断幕も増えています。ただし老舗の業者が減ったかと言うとそういう訳でもなく、老舗の技術や仕上がりの美しさから、まだまだ需要は多くあります。更に最近では激安の業者でも老舗に負けないほど技術が向上していますので、競争は激化の一途を辿っています。このため横断幕は以前より気軽に利用できるようになりましたが、一方でスポーツ観戦などで人種差別につながるような使われ方もされるのは残念な事です。せっかく激安で作ることが出来るのなら、平和につながる使われ方をしてほしいものです。